笑天

笑いのこじつけ。笑って誤魔化せばそれですむ。
ごまかしに入る導入材として、道化的な仮面どんどん自分につけていく。表面をなんとか取り繕う。本当の自分は心の中では思っていない。
本来なら、自分はなんて馬鹿だったんだろう笑って話せるような笑いならいい。分かっているようなふり。その場をしのげれば良い。
まるで、笑いを麻薬のように使い、昇天する。中毒になるとどんどん本心が分からなくなる。笑っているのは本人だけ。座布団はもらえない、もうない。周りが合わせていることに気づかない。顔が引きつっている。
テンションをさげて周りにどんよりさせてはいけないという、ある意味正しく聞こえる正義感を持ち出す。相手を気遣っているようで自分を必死に守っている。
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